カヌレとは
生まれたのは、大西洋にほど近いフランス・ボルドー。
育てたのは、この味を愛する世界中の人々。
生まれたのは、大西洋にほど近い
フランス・ボルドー。
育てたのは、この味を愛する世界中の人々。
正式な名前は「カヌレ・ド・ボルドー」。その名の通り、フランスの南西部、大西洋にほど近い街ボルドーで古くからつくられていたお菓子です。
ボルドーは世界に知られたワインの産地。カヌレの誕生も、実はワインと密接な関係があります。ヒントは、ワイン造りの工程の一つである「澱」を除去する際に使われる大量の卵白。使用しなかった卵黄を捨てるのはもったいないと考え、お菓子づくりに生かしたのが起源です。
ちなみにカヌレを和訳すると、「溝の付いた」という意味に。つばのないシャポーのようなフォルムに溝が入った、独特の姿を思い浮かべたら納得できる名前です。
カヌレシェブンのこだわり
素材のこだわり
本物を使うこと。当たり前ですが、これが「カヌレ シェブン」の、基本中の基本です。例えば、最初の工程で使う牛乳は、低温殺菌のものに限定。ここにマダガスカル産のバニラビーンズを適量加えて煮立てます。また、卵黄の善し悪しは生地の色を左右するため、ひときわ丁寧に吟味。バターはコクのある発酵バターと決めています。
製法のこだわり
徹底的にこだわった素材を練り込み、つくった生地を丸2日間冷蔵庫の中で眠らせます。そして、焼き上げる1時間前に常温に戻し、蜜蝋を縫った銅製の型に入れてオーブンの中へ。まず高温で焼くのは、生地を沸騰させ、気泡が全体にまんべんなく入るようにするという理由があります。徐々に火を弱めながら、つきっきりで見守ること約1時間10分。いつものように外はガリッ、中はもっちりの焼き上がりが確認できたら、オーブンから出して冷まします。こうした長い道のりをたどり、銅製の型ならではのはっきりした溝を持つハンサムなカヌレが出来上がります。
味へのこだわり
「カヌレ シェブン」の味へのこだわり、その一つが大人のカヌレであること。それぞれの味わいにふさわしいお酒を加えることで、フレーバーがわりとなってほのかに香ります。
例えば、プレーンテイストにはラム酒、カフェテイストにはブランデー、アールグレイにはオレンジリキュール、ショコラにはブランデー───。絶妙なマリアージュが、ワインにも合う味わいに仕上げます。
・カヌレは、日曜日のみの販売となります。
・売り切れとなる場合もありますのでご了承ください。
・ご予約はお電話のみ承っております。
Tel 052-231-4823
おいしい召し上がり方
ガリッとした外側と、中のもっちりした食感を出すため、表面をしっかりと焼き上げています。そのため、そのままではなく、2つに割って召し上がることをおすすめします。
当日の場合
カヌレの下に親指を入れ
2つ、または4つに割る
食感を楽しみながら召し上がれ
翌日以降の場合
表面がやわらかくなったら
余熱なしで3分間トースターへ
取り出して完全に冷めたら召し上がれ